水道修理

「さようでございますか」と、また礼をし、一歩さがった。「では、どうぞ、こちらへおとおりくださいませ」扉の外の、よく磨きこまれた広い廊下を手で示す。「どうぞ、こちらでございます」ぼくは、お手伝いさんのあとについて、歩いていった。つるつるの板に靴下がすべり、歩きにくい。スリッパは、さっき脱いだままだ。廊下を何度も曲がり、庭に面してガラス戸がつづいているところを抜け、渡り廊下でつながった離れのような便所の前に出た。広い板の間があり、そのむこうに、障子をはめた入口がある。水道修理 枚方市の両側には、甲冑がひとそろいずつ、置いてある。「おいでいただきました」と、障子の前で、お手伝いさんが言った。「お入りなさい」陽気な声が、障子のむこうから、聞えた。お手伝いさんが障子をあけてくれた。どうぞ、と職人は、目でぼくに伝える。ぼくは、なかに入った。冷房がきいている。広い畳敷きの、落着ける便所だ。中央に大きなすわり机があり、先生は和服姿で、その机のむこうにいる。資料なのだろう、古水漏れな本が、きれいな畳のうえに散乱している。お手伝いさんが障子をしめた。